空気清浄機、威力、半端ないです。

なんだかんだいって北京の空気は悪い。

ここにこの清浄機を使うと、明らかな空気の変化。

マイナスイオン発生付きだと、森の中にいるときのような

澄み切ったおいしい空気を味わえる。

そして、深い眠り。

おそらく、マイナスイオンで気エネルギーが内側へ、

下へと落ちやすくなるからなのだと思っている。

どうも、こんにちは、阿部です。

「単語帳を使った方がいいのか？」

この問題について、ご質問いただいているので、回答いたします。

英語でも中国語でも、つまり言葉一般に通じる考え方なので、

もし、あなたが言葉を学んでいるのであれば、

参考にしてみてください。

HSK6級の単語を毎日声に出して読むことで発音が良くなると、
先輩学習者から聞いたのですが、こういった方法も有用でしょうか。
私は単語数を増やすことも目的として実践しようと考えています。

どうしても実際の会話で物足りなさを感じてしまうので、
新しい単語を覚える方向に意識が向いてしまいます。

回答は、英語本質実践講座の中でいただいた小論文より紹介します。

社会人になってからの英語および中国語の学習は、
即効性を求めてイデオムや単語の暗記に多くの時間を費やしました。

結果的にはその場限りで学習効果が累積されない。
学んだことが定着しない学習方法でした。

2009年に阿部先生の「中国語本質講座」に出会い、
基礎固めをしっかり行うことが語学学習の要諦であること。

文法の重要性を知りしまた。

今回の英語学習でも基礎をしっかり学びことが
上達への最短コースと信じています。

『結果的にはその場限りで学習効果が累積されない。』

ここに単語帳優先学習の帰結が集約されていますね。

まずは基礎単語の習熟ですね。

現段階で聴けない理由は基礎単語が聞けていないからです。

中国人の子供が理解できるごくごく簡単な単語が使われている

ドラえもんを聴けないレベルで、単語帳を使っていくら単語を

増やしても、その難しい単語を聞けるということにはならないですね。

聞けなければもちろん使えません。

「どうしても実際の会話で物足りなさを感じてしまうので、
新しい単語を覚える方向に意識が向いてしまいます。」

単語帳を使っても、それが会話の中で使われるとは限りませんね。

新しい単語を使うのであれば、自分が興味のあることについて

作文するなかで、それを調べ、ネイティヴに添削してもらうことで、

＊実用的＊な単語が身についていきます。

そちらの方が遠回りのように見えて、近道です。

自分の興味のあることについて、

１０個くらい新しい単語を調べながら、

１時間半くらいかけて、作文し、ネイティヴに添削してもらい、

そのスクリプトを同時に録音してもらう、それをシャドウイング。

３６０日後には、３６００語 実用的な単語力が身についている、

ということです。

一方、作文は一見時間がかかると思って、

すぐに結果がでそうな単語帳を使って、１５分使って、

１日１０個覚える人。

３６０日後、前者の人の中国語レベルが上か、後者か、

という問題です。

前者のような流れで単語を増やしていくのであれば、

それは聞けますし、会話にも使える実用性があります。

こういった地道な作業をやらずに、

自分に関係のない単語がたくさんのっている

単語帳で単語を増やすと、

どのような現象が会話で起こってくるのかというと、

非常に不自然な中国語です。

言葉を切って貼ったような中国語です。

単語帳で、確かに単語を『覚える』ことはできます。

ですが、『覚えること』と、『聞けること会話で使えること』、

この両者の間には深い深い溝があります。

一つの単語を聴けるようになるには、別の文脈で

１０回聞かないといけないといわれるくらいですから。

大綱教材で学んだ単語を、その先の課の色んな文脈で聴きながら、

音読しながら、聴けるようにしていくということですね。

そもそもそういったことを十分承知の上で、

教授たちは大綱教材を編集しているのですから。

単語帳によって聞けるようになる、

この例について私の経験を話しますと、

中国の医大の授業を受けているとき、

事前にテキストを読んで予習しなければ、聞けませんでした。

テキストを読んで新出単語（専門用 語）を認識しておくと、

授業は問題なく聞けましたね。

そういったレベルです。

『単語帳』、

つまり、リーディングでリスニング力をあげるというレベルは。

まとめ

１、大綱教材を進める（第二冊が簡単すぎるのであれば、

飛ばして第三冊からでも可。但し、２冊に文法のすべてが

凝縮されているので、ここを高速復習できるよう音読しておけば、

いつも会話の型を復習でき、より強固な会話力の基礎を身につける

ことができる。）

２、アニメ→ドラマ　

（狙い：１の単語をより多くの豊富な文脈で聴き、実用性を付加）

３、作文

（シュリーマンの学習方法。シンプルですが、

この威力は再度述べるまでもないでしょう）

以上ができているのであれば、

並行して単語帳を使って単語を増やしても

一向に問題はありません。

単語帳に学習効果がないのではなく、

単に学習効率上の優先順位という問題です。

関連記事：単語記憶術

～覚えている基準をはっきりさせ復習の是非を見極める～
→http://chugokugo.sakura.ne.jp/item9/

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追伸：

太極拳の練習後、隣に立っている人と私の間に

バチバチ静電気が走っています。

そういえば、この前、当講座の受講者の方たちとお会いしました。

お二人ともゼロから半年でHSK６級（一人の方は９点足りなかったと）

レベルに達したとおっしゃっていました。

もう、学校授業はあまり出ていないと（笑）

MBAの授業に出ていらっしゃるようなので、そちらで

ガシガシ食事会などしていくと中国語の勉強だけでなく、

もっと面白い思いがけないことが起きてくるかもしれませんね。

もう一人の方からは、何やら、中国の携帯アプリを

紹介されたのですが、何やら、『濃い人々』が集まっているようです。

『MO4 MO4』（こざとへんに百。『MO4』 SHENG1 REN2：見知らぬ人）

というサイトらしい。推定ユーザー数は１千万人。

面白そうなので、私も使ってみようと思います。

要するに何が言いたかったのかというと、

HSK６級くらいの基礎レベル（TOEICでいえば８００前後）がついたら、

テキストでのお勉強は、ほどほどにして、どんどん現場に出て、

豪快に学んでいきましょう、ということです。

お勉強だけでTOEIC９００とかとってもあまり実用性がないんですよ。

ではまた。

阿部拝

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